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コラム




金貸しボニー

私の妻の姉の夫つまり義理の兄にあたる人はインド人でした。なんでも義理の姉は二回とも夫に死別して経済力のあるインド人のボニーと一緒になったのでした。フィリピンにインド人がいたのか?と疑問に思いましたがこの地方には前からインド人は少数ながらいて、金貸しだとか雑貨商などの商人として生計を立てているとのことです。まあ世界に冠たるインド商人であるから、フィリピンにいても不思議ではりません。彼の商売はファイブシックスでした。
ファイブシックスというのはつまり5貸してして6回収する月利20%の金貸しでした。姉夫婦はヌエバエシハ州のサンイシドロという小さな町で小さな建売住宅を買って住んでいました。フィリピンではまあまあの家でした
私はこのうちが気に入り1ヶ月間ぐらい暮らしました。
このうちにいるときに日本で阪神大震災が起きました。今から11年前のことです。彼の商売に興味があったので一緒についていくことにしました。
集金は毎日でしかも早朝6:00から7:00ぐらいの間でした。
彼の愛車、スズキの125ccのバイクに乗って近隣の農村までゆくのです。
自宅から30分ぐらいで小さな農村につきました。
彼の貸している家の前にバイクを乗り入れでバイクのクラクションを鳴らすと、その家の人がお金を持って、出てきて、そしてまた次の家、次の家・・・
まるで新聞配達の人のように回収していき、50軒以上をまたたく間に集金してしまいました。
仕事はこれで終わりだそうです。あとは何もしません。これはいい仕事だなと思いました。
たかだか朝7:00ぐらいのバイクの集金で生計が立てられるなんて。
自分もやりたいと思いましたが当時タガログ語はまだ全然できなかったのであきらめました。そのかわりボニーに月7%の利息でお金を貸しました。彼はそれを20%で貸して差額を儲けるんだそうです。
この業務提携は、私が日本に戻ることになったので終わりました。
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