長距離バスの中で
フィリピンではよく長距離バスに乗りました。妻のホームタウンのカバナトゥアンまでは、マニラから約100km、時間にして4〜5時間ぐらいです。
最初のころはジプニーをチャーターして迎えに来てもらってましたが、エアコンがなく暑いのと、乗り心地が悪いので、あと車をチャーターするとマニラエアポートの裏にあるデューティーフリー(免税店)で品物を山のように買われる。そんなわけでバスで帰ることにしていました。
バスの運賃なんか1人70ペソくらいで(当時)、非常に安く、そして涼しくて快適でした。
バスの中にはテレビとビデオがありいつもビデオを流していました。
あと物売りの人たちも停留所で止まった時に乗り込んできます。
売ってるものもいろいろで、チッチャロン(豚の河野フライ)やピーナッツのゆでたもの、バナナの葉で巻いたちまきのようなお菓子、とさまざまです。そんな中で一番驚いたのが鶏を大事そうに抱えた若い女の子でした。マニラに向かうバスに途中の小さな町からのってきました。
なんか旅行に慣れていなくて、ちょっと緊張しているのがわかりました。私は妻にあの子はマニラに行くのに何で鶏なんか持ってるの?と聞きました。
そしたらそのにわとりはたぶんマニラの親戚への土産で、暑いフィリピンでは生きたまま運んで、現地で絞めて食べるんだそうです。
最近はあまり見られなくなったけど昔はよくあったことだと聞きました。
たぶんあの少女の今晩のディナーはチキンアドボかなそれともテノーラかな?どっちにしてもあの鶏がおかずになるんだろうなと思うとおかしくなりました。
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