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コラム




隣のだんなさん



私がフィリピンで二年間過ごした家のお隣さんは、私どものニナン、ニノン、教父、であった。日本風にいえば、仲人ということになろうか?
奥さんはフィリピン多手銀行の支店長、旦那さんは製材会社を経営していてとても裕福なファミリーだった。 ある日奥さんがうちのかみさんに相談にきた。どうも最近旦那の様子がおかしい?しょっちゅうどこかへいっては帰ってこないし、女でもできたんじゃあないか?と心配していた。
確かに旦那さんは四十代ではあったが、180 センチの長身で、スペイン系の端正な顔立ちで、おまけに金持ち、フィリピンの場合こういうケースの場合女の一人、二人いてもおかしくない状況だった。
私達もなにかと日頃からお世話になっている夫婦なので、なんとか解決してほしいと思っていた。ある日ふたりが夫婦げんかをして、そのせいで、旦那さんのほうがうちをでてしまった。彼はバギオという避暑地に別荘をもっていたので、そこに行ってくる。と娘にはこっそり話していたらしい。それが奥さんの知るところとなり、バギオに旦那さんを迎えにいくことになった。

それでひとりでは不安なので、うちのかみさんにもついてきて欲しいと頼まれ一緒にバギオにいくことになった。
そして五時間ぐらいでやっと別荘につき鍵をもっていたので、こっそりとなかにはいったそうだ。そしてベットルームを覗いたら案の定二人でしかも裸でだきあっていたそうだ。すっかり浮気の現場を押さえた奥さんは激高し、そしてライトをつけた。その瞬間、びっくり仰天、なんと浮気のあいては男だったのだ。それもおかまちゃんのような男じゃあなくてマッチョマンだった。
その瞬間奥さんはマッチョマン男に破れたのだった。マッチョマン男は旦那さんの会社の秘書だった。クイーンのフレディマーキュリーに似たいい男だった。