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コラム


フィリピンで射撃

私がフィリピンで暮らしていた二年間、週一回ぐらい射撃を楽しんでいた。日本ではなかなか楽しめないものなのと、スリリングなのと、両方の理由からけっこうはまっていた。友人に警察関係者や陸軍の将校などが友達でいたので、気軽に射撃場にいけたのもあるのかもしれない。 いつもだいたい5ー6人のメンバーでいっていた。弾は一発5ペソだったが、みんなでバンバン射つけっこうな金額になった。ライフルをオートにして連射すると、マガジンに装填された弾丸はあっというまになくなった。
私は当時拳銃とライフルを持っていた。ひとつは、コルトガバメントマークフォーのカモフラージュだった。ライフルはM16だった。あとちゃんとライセンスも所持していた。ライセンスをもたないと外国人は危ない。密告されて、捕まったりする場合があるのだ。あと拳銃というのは、考えているより命中率が低い。例えば、動かないものをじっくり狙って射つと割りとあたるが、動くものを一瞬のうちにねらいをさだめて射つような場合には、あまり命中しないものだ。ただライフルだと命中率もぐんとあがり、オートにしてして、連射するとかなり遠くまで、射程距離がのびる。 拳銃でうまく命中させるこつは、トリガーをゆっくりと引くことだ。あわててやると拳銃がぶれて弾道がそれる。あと両手でしっかりもち腕がふらつかないことだ。45口径になるとインパクトも相当なもので、しっかりと握ってないと危ないし、銃声もそうとうなもので、耳栓をしないで練習すると、一日中耳鳴りがするくらいにうるさい。
私は射撃が好きなのでフィリピンだけではなく、中国、タイ、ベトナムなどで、射撃をためしたことがあるが、一番よかったのが、カンボジアだった。なにがいいのかというと、カンボジアは、共産主義だった時代があって、ロシアや中国製の武器とアメリカ製の武器の両方があるのですごく楽しい。普通の国はだいたい普通どっちかなのだ。私はアメリカ製の銃よりも、トカレフやカラシニコフの方が好きだ。命中率も私の感覚でいえば、コルトがバメントよりトカレフのほうがよくあたるような気がする。 あとフィリピンでは、改造拳銃なんかも安くでまわっていて、やすいものは、二万ぐらいから買えるけど、ライセンスとれないし、なかには、粗悪品もあるので、日本人は手をださない方が無難だと思います。